18 Apr 2013

先月からサボっていた日記。雑な日記。

3月25日月曜日

コーヒー屋臨時バイト

その後シネパトスにて

■「竜二」
(川島透監督・1983年)

映画の前にけーちゃんと待ち合わせてカレー三原でビール。

3月26日火曜日

バイト後フィルムセンターにて

■「十階のモスキート」
(崔洋一監督・1983年)

映画の前に崔監督が出てきてびっくり。
いっしょにみたnanakoちゃん誘って飲んだ。

3月27日水曜日

バイト後ヒューマントラストシネマ有楽町で

■「汚れなき祈り」
(クリスティアン・ムンジウ監督・2007年)

ルーマニアの修道院での悪魔祓いの話。オカルト色はなく人間関係のみで描かれる、緊張と挑発に襲われながらもあっという間の150分。微妙に揺れるカメラ。信仰も祈りも汚れまくり。怖い。人間が怖い。ラストシーンはもうしょんぼりだった。

3月28日木曜日

オーディトリウムのコーマンスクールで

■「禁断の惑星 エグザビア」
(アラン・ホルツマン監督・1982年)

いろいろ詰め込んだドリーミーな作品。白いスーツの女性とピンクのスーツの女性。ピンクのは白いのをピンクに染めてた(染めムラだらけ)黒人が吹いてた透明の未来の笛みたいな楽器もっとちゃんとみたかった。最後の曲とても好き。

ヴェーラの大島渚特集で

■「どんと行こうぜ」
(野村芳太郎監督・1959年)
大学生諸君のガチャガチャラブコメ。全員小芝居。ラストに向かう高揚感でシャーワセMAX。川津祐介が白痴手前の可愛さ。高橋貞二が素晴らしすぎる。あんなポチャポチャのボクサーみたことない。トレードマークは手描きの熊が描いてあるTシャツ。最後の乱闘シーンに登場してきたときには心でガッツポーズした。

3月29日金曜日

家にて。。。

■「遠い雲」
(木下恵介監督・1955年)

ずっしり大感動。終盤のドラマチックな演出に熱出そう。デコちゃん素晴らし。佐田啓二に「義姉さん、行かないでくださいな」って言われちゃったらさ…私だって行けない。つか喜んで行かない…。

■「超高層プロフェッショナル」
(スティーヴ・カーヴァー監督・1979年)


3月30日土曜日

加奈子が泊りにきた。
夜は高木家と食事会。ロゴスキーにて。

3月31日日曜日

加奈子とふたりで銀座へ。シネパトス最終日に

■「銀座化粧」
(成瀬巳喜男監督・1951年)
 
子持ちの水商売・田中絹代の物語。み終わった後ふたりして涙。細やかな演出に唸るばかり。喫茶YOUでお茶飲みながらまた思い出して涙。ポケットすっからかんの三島雅夫(息子の父親)く〜侘しい。音痴でぼんやりの田中春男ちゃんもよかったな「とんでもハップン」って言ってた

夜は渋谷で高木家とごはん会。みなさんお元気そうでなりより。

4月1日月曜日

ユーロスペースでレオス・カラックス旧作2本。

■「ポンヌフの恋人」
■「ポーラX」

どちらもみるの公開時以来なのだったが、、あまりの素晴らしさに腰が抜けた。カラックス天才。とにかくみているあいだ震えが止まらず。ものすごい迫力だった。

4月2日火曜日


■「火まつり」(柳町光男監督・年)

気が滅入るやら胸がしめつけられるやらでたまらない。北大路欣也の素肌にニットが眩しい。


4月3日水曜日

おゆきどんと待ち合わせてバルト9で

■「ザ・マスター」
(ポール・トーマス・アンダーソン監督・2013年)

信じられないほど素晴らしかった。なんだろうかこの圧倒的な悲しさ。エンディング曲の後ろから波の音がうっすら聞こえてきて死にたくなった。ホアキンのあの目。なにもかもが虚しい。

みたあとふたりともしょんぼり。バルト9初めて行ったんだけどレディースデーないのね。発狂しそうになったけれど音が素晴らしくよかったので怒りを忘れました。

4月4日木曜日

オーディトリウムでコーマンスクール

■「ハリウッド・ブルーバード」
(ジョー・ダンテ監督・1976年)

くだらないけど超楽しい。雑な映画はほんと嬉しいくらいに元気が出てくる。山崎さんにましかちゃんにけーちゃん。平日の昼間っからひとりでみに来ていたダメなみなさんとその後ちょっと飲むはずが気づいたら8時間!屑!何を話したか全然思い出せないけれど楽しかった。

4月5日金曜日

家にて

■「ブルークリスマス」(岡本喜八監督・1978年)UFOを目撃して血液が青くなった人々を国家が虐殺する、倉本聰脚本のSF。悲しい話。豪華キャストが適材適所。クリスマスの日の惨劇が起こる前の街並みや人々の様子→竹下景子の部屋…よかったな。記者役の仲代達矢のNY〜パリロケ素敵。延々目剥いて質問しかしていない仲代サン。

4月6日土曜日雨

マキちゃんの展示で博喰横山へ。今回の展示またさらに素敵だった。そのあと例のピザ屋でごはん。リカコまさこけーちゃんと。


7日 土日曜日

家にてゴロゴロデー。

■「永遠の人」
(木下恵介監督・1961年)

阿蘇の国、汽笛とフラメンコギターからはじまる憎しみの世界。圧倒されて身体が引きちぎれそう。画面から発せられる熱量が凄まじい。あぁ素晴らしいものみました。憎み合う高峰秀子と仲代達矢。佐田啓二、乙羽信子。。

■「夕やけ雲」
(木下恵介監督・1956年)

病弱な魚屋の東野栄治郎と赤ん坊背負った望月優子夫妻の貧乏家族物語。長男目線の青春の最後の1ページ。切なさと侘しさ満載。明るく語られるラストも物悲しい。そんななか、金持ちに嫁入りすることだけが生き甲斐のワガママバカ長女・久我ちゃん。腹立つ〜!金持ちと結婚した後は元の恋人の田村高広と爛れた関係。。

4月8日月曜日

ユーロスペースで

■「ホーリー・モーターズ」
(レオス・カラックス監督・2013年)

面白かった。いままでの感じでくるのかと思いきや。さらにバージョンアップ。カイリーがドニを連れて行った場所がサマテリーヌで涙ドバッ。リムジンに乗って永遠に演じ続ける男。あのバカみたいなエロアートダンスまたみたい。気持ち悪い〜。

4月9日火曜日

仕事後ラピュタで

■「乾杯!ごきげん野郎」
(瀬川昌治監督・1961年)

すんごいバカみたいなタイトル!梅宮辰っつぁん率いるコーラスグループのサクセスミュージカル。テンポ微妙…って思いながらもハッピーな盛り上がりには抗えず。ええ話〜。黒メガネに三つ揃いの今井健二の可愛らしさには座席からずり落ちそうになりました。

■「直撃地獄拳 大逆転」
(石井輝男監督・1974年)
千葉ちゃんに佐藤允に郷えい治。池部良に中島ゆたか。丹波に志穂美悦子。ほんとバカみたいにくだらないんだけどそのくだらなさが細かくてほんと感服してしまうアクションコメディ。良ちゃんが途中から出てこなくなるのも最高。雑!

4月10日水曜日

シャンテシネで

■「ザ・マスター」

またみにいってしまった。でもバルト9のほうがよかったな。こちらほかの観客の雑音が聞こえやすくてちょっと困った。映画はもちろん素晴らしかった。悲しみ倍増。

家で。。。

■「座頭市物語」
(三隅研次監督・1962年)
天知との橋の上の勝負シーンが静寂で痺れる。木々のざわめきだけが聞こえる。


■「風花」
(木下恵介監督・1959年)

岸恵子に久我美子。祖父母が権力を持つ古い家庭の物語。巧みな演出で、あっという間に引き込まれる。これもまた悲惨な田舎のお話。人物もそれぞれ素晴らしく、特にコンプレックスとプライドが交差する東山千栄子の激しい気性。素晴らしい脚本。久我ちゃんの親友役の有馬稲子もよかった。岸恵子の息子役は川津祐介。捨て犬みたいな役がとことん似合う。役名も「捨雄」悲惨。すてお。

4月11日木曜日

神保町シアターで

■「女ばかりの夜」
(田中絹代監督・1961年)

最高だった。売春婦更生施設でのあれこれ。濃いキャラたちが大騒ぎ。後半は施設を出た主人公の原知佐子が更生していく苦い道のりが描かれる。いろいろあって最後は何故か海女さんに。更生施設の素敵メンバー。おさげ髪レズビアンばばあ浪花千栄子。性病で少し頭ボンヤリさん。脱走したお気に入りの娘が戻るか必死にコックリさん占い。施設で飼い殺し希望ダウナー気質の千石規子。春川ますみの春川ますみらしいあばずれっぷりもグレイト。みんなキツイ♡ 主演の原知佐子(漫画みたいな下半身責めリンチにもめげず!)と相棒・北あけみ(ショートヘアにした途端の輝きハンパなし)若さ溢れる美しさが眩しかった。彼女たちが明るくはしゃぐ姿をずっとみていたかった。更生施設のみんなに幸あれ。泣。

■「骨までしゃぶる」
(加藤泰監督・1966年)

大きいスクリーンでみられて嬉しい。心清らかで真っ直ぐな桜町弘子演じる女郎に胸打たれない女性がいるだろうか。先輩女郎の久保菜穂子・宮園純子のかっこよさと悲しさ。洲崎遊郭のライオットガールムービー。がめつい遊郭側の三島雅夫・三原葉子・菅井きんがまた素晴らしい。



家で。。。

■「不死鳥」
(木下恵介監督・1947年)戦死した夫との愛の日々、夫を愛し続ける未亡人の幸福な人生。昨日みた「風花」同様、過去と現在が交互に描かれる。熱演する田中絹代と、可愛さ1000%の佐田啓二。わたし佐田啓二が本気で好きすぎて、完全に田中絹代に乗り移りながらみていたのでオイオイ大号泣。悲しい。お嬢さん・田中絹代の衣装があまりにも素敵だった。ドレスにブラウス麦藁帽子に靴(たまに似合ってない時もあり)そして、戦地へ向かう前日、佐田啓二との一日だけのデートのシーンはどれも美しかった。川辺で寝転がった佐田啓二に見つめられてみ!死ぬで。

4月12日金曜日

シネスイッチ銀座で

■「シャドー・ダンサー」
(ジェームズ・マーシュ監督・2011年)

よかった…。これすごく好きな感じ。興奮した。静かに展開するストーリー、淡くまどろむような映像。MI5とIRAの話。信頼と裏切りと報復。久しぶりにクライヴ・オーウェンをみたんだけれど相変わらずセクすぃ。あと、わかりやすいといえばわかりやすいんだけれど、ヒロインの洋服の色もポイントだった。青→赤→青へ。

4月13日土曜日

谷口けーちゃんのお誘いでZAJI。まやちゃんゆうちゃんけーちゃんと。飲んだ飲んだ。

4月14日日曜日

家でゴロゴロデー

■「お嬢さん乾杯!」
(木下恵介監督・1949年)

もう声出して大泣きした。原節子と佐野周二。階級を越えた複雑でお見合い関係。苦さと甘さのバランスが良くて…ハッピーエンド大好き。佐野周二の弟分の佐田啓二、ベレー帽にツナギ。アホっぽいキャラでキュン爆。バーのマダム役の村瀬幸子もよかったな〜。

■「女の園」
(木下恵介監督・1954年)

異性交遊、アカの真似事・自由主義もってのほか。風紀にチビしい女子大・制服の処女たちの叛乱。ヒステリーデコちゃん、退学処分の岸恵子、そしてひねくれお嬢様の久我ちゃん。オチも悲惨でとことん重たい。どんより。鬼校長の高峰三枝子も憎たらしいけれど(アップが怖い)学長役の毛利菊枝がもういるだけで怖かった。

■「続・座頭市物語」
(森一生監督・1962年)

市の兄役で若山先生が登場。市が、ゆるやかに流れる思い出の川辺で、前作で対決した天知や万里昌代を懐かしむ心の科白シーン。まるで涅槃のイメージ。

4月15日月曜日

早稲田松竹で

■「裏切りのサーカス」
(トーマス・アルフレッドソン監督・2011年)

劇場でみるの3回目。何度みても素晴らしい。

■「007スカイフォール」
(サム・メンデス監督・2012年)

やっとみた。ボリュームたっぷりで楽しかった。ファンサービスとボンドの落とし前の巻。軽さと重さ。スコットランドのランドスケープは素晴らしかった。

そのあとイメージフォーラムで

■「ベルヴィル・トーキョー」
(エリーズ・ジラール監督・2011年)

監督の実体験を基にした作品。妊娠中に相手の男に振り回される話。ただただ男が糞野郎で女は苦労するばかり。なんとなく恨み節に感じてしまう演出だったな。。。



27 Mar 2013

駆け抜ける映画日記箇条書き

3月17日日曜日

ikebanaのアーティスト写真を撮ってもらうためにカメラマンの三田村さんとマキちゃん験さんと池田夫妻の家へ。あいかわらず素敵な池田邸。撮影もすぐ済んでみんなでカレー食べに行ってお開き。

3月18日月曜日

珍しく風邪引いて一日ゴロゴロ。

3月19日火曜日

仕事の後にヴェーラで大島渚特集

■「日本の夜と霧」(1960年)
■「御法度」(1999年)

みたことのない作品をみに行きたいのになかなかタイミング合わず。でもみたことあるやつも忘れているのでほとんど初めて気分。どちらもグループも気持ち悪さが描かれていていい2本立てだったなと思った。「日本の夜と霧」は先生の芥川比呂志が、御法度」は武田真治が断然いい。クラクラするほど爽やかで薄っぺらい。好きです。新撰組って嫌いだわ〜。で、結局なんなんだろうこの映画たち…。

3月20日水曜日

仕事の後にけーちゃんと待ち合わせて新宿ピカデリー

■「ジャンゴ 繋がれざる者」
(クエンティン・タランティーノ監督・2012年)

その後下北沢moreで映画会。飲んだー。来てくれた友人と楽しく飲んだ。でもね〜朝までのイベントはもう懲り懲り。。DJにしきてくれたアベさんありがとう。けーちゃんとのDJすんごくよかった。ああいうの聴いていたい。

3月21日木曜日

二日酔いで死亡。夜はのむさんのユーストにまたけーちゃんと出演。緊張してあまり話せず。ほんといいちゃんとしたこと言えないなーと反省する。いや、そんな反省していないけどね。

3月22日金曜日

itoの前に銀座シネパトスで銀座特集

■「如何なる星の下に」
(豊田四郎監督・1962年)

もうこれ…大好き。ダメ男クズ男×ダメ女クズ女=ザ・不幸の吹き溜まり。全員同情の隙なし。たたみかける不運の末これからの苦すぎるであろう人生に立ち向かう決心をしたラストの山本富士子の表情の素晴らしさ。痺れた。まるでハードボイルドのよう。凄まじくダメ人間ばかりばかりだったんだけど、なんにもしない池部良が一番サイアク。良ちゃんアンタさっさとお富士さんを抱きしめなよ。良ちゃんがなにもできず立ち去るラストシーンは悲しすぎて鳥肌が立った。加東大介と三益愛子は「ジャンゴ」のサミュエルジャクソンとデカプリオより凄かったと思える。そして西村晃(役名なんだったっけ?)切ない。★memo★淡路恵子、元夫の良ちゃんが年の離れた若いダンサーの大空真弓に入れ込んでいるのを知って「ふうん、最近は小児科が趣味なのね」だって。ロリコン以前は小児科ですか?さっそく使うべし。

■「銀座の恋人たち」
(千葉泰樹監督・1961年)

団令子・原知佐子・北あけみ、銀座の娘さんたちの恋の行方。キャストもエピソードも多すぎて忙し〜。みんながガチャガチャやってるのみてるだけで幸せ。絶妙のオチに泣きながらガッツポーズ。加山雄三現れた時には思わず笑い泣き。団ちゃんよかったネ。映画は丸く収まったけれど、彼らの人生はまだ続く!千葉泰樹はほんとサイコーだ。

今日も素寝ちゃんのむさん大集合。みんなで入れ替わりでみる映画。映画の友がいてあたしゃ幸せだ。

3月23日土曜日

験さんお仕事だというので…いい気になって渋谷で映画。オーディトリウムのコーマンスクルへ。ロビーで始まるのを待っていたら劇場内からましかちゃんが出てきた。結局最後まで一緒に鑑賞。楽しいな。

■「デススポーツ」
(アラン・アーカッシュ&ヘンリー・スソ監督・1978年)
なんてかっこいいタイトル。デヴィッド・キャラダイン主演のデスレース2000年の続編(らしい)。デスレース2000年に比べるとちーと地味だけどでもやっぱ熱い。爆薬の量惜しみない。悪役アンカー・ムーア(リチャード・リンチ)カッコいい。“男はロウソク。最後まで燃え尽きるトカナントカ…” 大感動した決めゼリフちゃんと覚えられない私バカでゴメン。もう一回確かめたい。そして酔っ払ったときにそのセリフを言いたい。

■「侵入者」
(ロジャー・コーマン監督・1962年)
人種統合の問題を扱った社会派作。これも熱くてよかった。ウィリアム・シャトナーの胡散臭さ。正義漢が記者からいつのまにかやけにガタイのいいペンのセールスマンに差し替ってたし。アイツすんごいいいやつだった。

■「レーシング・ブル」
(チャールズ・B・グリフィス監督・1976年)

一番みたかったのはコレ。大好きだー。はじまりからタイトル出るまでのワクワク感。終わりまで夢見心地。映画ってサイコー車サイコー。南北戦争の軍帽にワッペンだらけのジャケットを着たいなたいロン・ハワードの顔みてるだけで切ない。音楽も反則の素晴らしさ。青春すぎて泣き死に。心のベストムービー。



24 Mar 2013

日記さぼって3週間。
泣く泣く更新。なんのためにやっているのか。

3月4日月曜日

神保町シアターの三隅特集で

■「二匹の用心棒」
(三隅研次監督・1968年)
三隅の世界に浸れると思いきやちょっと演出がぽくない。つか普通。アレレと思ったけど本郷功次郎と長門勇のかけあいよかったな。長門勇のふてぶてしさがいい。高田美和かわゆい。

■「無法松の一生」
(三隅研次監督・1965年)
勝サンが安部ちゃんに脳天ボカっとやられてひっくり返ったところからもうハート鷲掴み。運動会も太鼓もポスターも老いてからの寂しい姿も…泣くしかない。有馬稲子の湿り気を帯びた翳りのある御声はいつ聞いてもいいな。

3月5日火曜日

仕事のあと新保町シアターで

■「狐のくれた赤ん坊」
(三隅研次監督・1971年)
もー最高。お尻・ふんどし・お尻・ふんどし・喧嘩・お尻・酒・お尻。勝さん史上トップクラスのアイドル作品。ラスト、ふんどしに鎧兜で草むらから息子見送るシーン素晴らしすぎる。あと、中谷一郎が最後までバカ!

3月6日水曜日

バイトを終わらせ新宿武蔵野館へ

■「レッド・ライト」
(監督・2012年)
グラサンかけたデ・ニーロが胡散臭い超能力者役。それを暴く科学者のシガニー・ウィバーと助手のキリアン・マーフィー。大風呂敷広げたこのクラクラする空気感と展開、もうこれ私、大好きなやつ。 ラスト血みどろのキリアン・マーフィの背中バシバシ叩いて労いたい。哀しい…というか侘しい人生。いいものみたなあ。デ・ニーロの若い頃役の人がいかにもなソックリさん。いきいきマネしすぎ。デニーロのマネはみんなああいう感じになるのね。

3月7日木曜日

銀座シネパトスにて素寝ちゃんと

■「インターミッション」
(樋口尚文監督・2013年)
わたしもエキストラで参加したんだけれど洋服の切れ端しか映ってなくて残念〜〜。不思議な作品でなんとも言えない。10年くらいしてみたらまた印象変わるかしら。

■「花篭の歌」
(五所平之助監督・1937年)

またお気に入りの映画が増えてしまった。銀座の豚カツ屋・港屋の娘・田中絹代をめぐるあれこれ。みんなの生活の仕草・手癖の細かい演出がいちいち心に響く楽しい作品。徳大寺伸の李サンったら最高。またかかったらいそいそみに行く。佐野周二と笠智衆の学生コンビもボンクラでよい。港屋の店内、アクリル板に白いペンで書かれたスペシャルメニューがぶら下がるカウンター。(満州汁/なんとかみそ焼き(日替わり)/メンチカツ/値段読めず)港屋にはおでんもあるしお酒も呑める。行きたい。

■「女人哀愁」
(成瀬巳喜男監督・1937年)
去年神保町シアターでみたときは大号泣だったのに今回はさらりとみた。でもいい作品。

まるまる素寝ちゃんデー楽しかった〜。素寝ちゃんオススメのリップも買って大満足。


3月10日〜12日(日〜火)

わやんとソウル観光。わやんの韓国語片言なのにちょっと通じていてさすが。おかげでお任せで気楽に旅ができた。毎度お任せなのでソウルは何度行っても一向に覚えられない。京都組(さわらぎ&関さんたち)とも会えた。オンドル泊って買い物と地元の人が行くようなお店でごはん。パジョン美味しスンドゥブ美味しタラのスープ美味し。おじちゃんに混じって刺身も食べた。お刺身はすんごく美味しい、、というわけでもない。でもいいの。雰囲気!

3月13日水曜日

仕事後、新宿武蔵野館で

■「愛、アムール」
(ミヒャエル・ハネケ監督・2012年)
お互いを心から愛するあまり孤立していく老夫婦。訪問者たちの存在が息苦しい。愛が存在していても人間の最期はやっぱり侘しく息苦しい。ハネケっぽい糞のデコレートもなく、感傷にひたって生温く泣くことすら許してくれない。ハネケの野郎…。ジャン・ルイ・トランティニャンと二十四時間の情事(ヒロシマモナムール)のエマニュエル・リヴァ。ふたりとも熱演。岡田英次が生きていたらこのふたりでやって欲しかったな〜。

3月14日木曜日

イメージフォーラムでベルナルド・ベルトルッチ3本

■「殺し」(1962年)
■「革命前夜」(1964年)
■「分身」(1968年)
こそばゆい。こそばゆいので分身はビール飲みながら。ピエール・クレマンティ今まで気持ち悪い人ってイメージしかなかったけど、改めてみるとやっぱり気持ち悪い。嫌いじゃないぜ☆

3月15日金曜日

神保町シアターで松本清張特集

■「張込み」
(野村芳太郎監督・1958年)

汽車のシーン走行する車の空撮たまらない。汗まみれ真夏の刑事in佐賀。長いオープニングもよかったけどラストのちょっとタメた終わり方も好き。森を駆け抜ける大木実。実さんのデコちゃんに対する熱い思い入れ…いい映画みた。コンビ刑事上司の宮口精二もよかった。ガリッガリなのに汗かきまくり。張込み刑事の上司役としては「殺人者(コロシ)を追え」の織田政雄と並ぶかっこよさ。張込み中、宮口精二はかち割り氷、織田政雄はチキンラーメン。

■「影なき声」
(鈴木清順監督・1958年)

南田洋子の電話交換手シーンがいっぱいみられると思ったら最初だけでちと残念。宍戸錠の死体が発見される夜明けのシーンの素晴らしさったら。そしていま思い出した般若の面!二谷英明の落書きとマッチ棒。

劇場でましか兄貴・素寝ちゃん・けーちゃんに会った。

・・・・・・・・・・・・・

家でみた映画うろ覚え

■「J・エドガー」
(クリント・イーストウッド監督・2012年)
なにがなんでも老け役まで全部ディカプリオがやらないといけないの?ってメイクみながら思いつつ…。しかしなんという素晴らしさ。ジワジワ染みる演出。渋い色合いと調度品もたまらない。公開してたのすら知らなかったボンクラっぷり。

■「暁の合唱」
(枝川弘監督・1955年)
香川京子の車掌さん。田舎の村のバス乗客あれこれ+やきもきさせるラブストーリーに胸いっぱい。風船、仔犬や人形、谷栄に二木てるみ。小沢栄太郎ナイスキャラ。カガキョンの弟役は石橋蓮司。清水宏版、鈴木英夫版の「暁の合唱」もみたい。

■「時代屋の女房」
(森崎東監督・1983年)
つのちゃんが貸してくれたDVD。夏目雅子演じる妙にテンション高い不思議オンナ(妖精)に、時代を売るPOPな古道具屋の恒サマが振り回されるファンタジー。登場人物たちのエピソードがそれぞれに。80年代の津川雅彦って好きだ。猫の名前はアブサン。

■「フリーキー・フライデー」
(ゲイリー・ネルソン監督・1976年)
ジョディ・フォスターとバーバラ・ハリスの娘と母の身体が入れ替わるドタバタ話。あー楽しい。2人とも上手いねしかし。吹き替えのカーアクション水上アクションがバカバカしい。70年代さいこー!リメイク『フォーチュン・クッキー』もいつか借りてみよ。

■「化石の荒野」
(長谷部安春監督・1982年)

角川製作・西村寿行アクションミステリー。現役刑事の恒サマが無実の罪で追われながら謎を解き明かす。湿度高くてサイコー。自白剤が大活躍。麻薬怖い。キャストも胸焼けするほど豪華。最後は北海の雪山でコンバット.
隊長は大木実。アンニュイな演技がたまらない浅野温子の趣味は油絵。空想で塀の中の恒さまの絵を描きまくっていた。狂ってる!

■「ウィンターズ・ボーン」
(デブラ・グラニック監督・2010年)
やっとこさみた。悲惨すぎて身も凍るような物語だけれどラスト少し温もりがある終わりかたで救われる。主演のジェニファー・ローレンス素晴らしい。ジョン・ホークスはこういう役が似合うねえ。。アメリカの貧しい田舎者。

■「解散式」
(深作欣二監督・1967年)

■「ザ・ドライバー」
(ウォルター・ヒル監督・1978年)
ほんと大好きこの映画。ウォルター・ヒル映画祭やってほしい。

■「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」
(ケヴィン・スミス監督・2010年)
こんな映画撮っていたなんて知らなんだ。ブルース・ウィリスとトレーシー・モーガンの刑事コンビ。ふたりともすんごいバカ。ライバルコンビのケヴィン・ポラックとアダム・ブロディもすんごいバカ。曲もいいし最高に楽しい刑事コメディ。でも一番の主役は更に輪をかけてバカのショーン・ウィリアム・スコット。天使!

■「幽霊と未亡人」
(ジョセフ・L・マンキウィッツ監督・1947年)
コメディなのに大号泣。幽霊モノはいいよねえ。ジーン・ティアニーもいいし船長のレックス・ハリソンが偏屈で最高。抱きしめたい。

■「酔いどれ博士」
(三隅研次監督・1966年)
ドヤ街で勝新が無許可でお医者さん。貧乏人助けまくり。目を光らせている警官の東野英治郎がまたいいジジイ。診療所で手伝いをするのがミヤコ蝶々なんだけれど、ズーズー弁の看護婦さんなんていう女優さんなんだろ。とってもいい。

■「十三人の刺客」
(三池崇史監督・2010年)
やっとこさみた。いいねいいね〜。監督お得意の生首蹴りもあり。わたしこの話ほんと弱い。すぐ感情移入してしまって熱くなってしまう。役者さんみんな素晴らしかったな。工藤版も放送して欲しい。あっちも大興奮。

■「さらば愛しき大地」
(柳町光男監督・1982年)
こんな映画ほんと痺れてしまう。田舎がのどかだと思ったら大間違い。凄まじくて言葉もない。

■「十九歳の地図」
(柳町光男監督・1979年)
また柳町。これも大好きなくそったれ映画。劇場でみたいなあ。



03 Mar 2013

2月25日月曜日

ヴェーラで成田三樹夫特集

■「女賭博師 壷くらべ」
(井上芳夫監督・1970年)

フィルムボロボロで肝心なセリフ切れたりしてたけどだいたいわかるので無問題。三樹夫ちゃんかっくいー。江波杏子と丸山明宏がおんなじ格好してる姿はまるでエイリアンみたいだった。角刈りの篠田三郎可愛い過ぎ。

■「脂のしたたり」
(田中徳三監督・1966年)

田宮二郎劇場。スーツ姿でバーンと立っているとやっぱり素敵ね〜。いろいろ盛り込みすぎでせっかくの株ストーリーがぼやけてたな…。ヒロインの冨士真奈美、美しいのに子ダヌキみたいで全然集中できず。でもみたあとけーちゃんとぎゃんぎゃん作品に笑顔で文句言って結果楽しかった。


2月27日水曜日

ヒューマントラスト渋谷で

■「エンド・オブ・ザ・ワールド」
(ローリーン・スカファリア監督・2012年)

世界の終末モノ。共感云々とかじゃなく、もう他人の思い出話であっというまにわたしの胸はいっぱいになってしまう。なんなら嘘かもしれないのに。主演のスティーヴ・カレルがとってもいい。キーラ・ナイトレイも頑張ってる。笑っても怒っても泣いても醜い♡ わたしもあのダイナー“Friendsy's”でマッドスライドが飲みたいよ。この映画は家でみて思いっきり泣きたかった。

映画のあと下北沢でまさこどんとストーリーズ。いろいろ近況聴きつつ!


2月28日木曜日

ヴェーラで成田三樹夫特集

■「怪談おとし穴」
(島耕二監督・1968年)

撮影も音も演出も雰囲気素晴らしかった。いいホラー。渚まゆみ、生前も死後もイイ演技。船越も不気味。貯水槽に閉じ込めて殺すアイデアを思いとどまった三樹夫ちゃんナイス判断。

■「出獄の盃」
(井上梅次監督・1966年)

でーたー梅次先生のスーパー演出。展開早くて目が回る。亡き妹手製のお兄ちゃん人形(←首細すぎ!)を帯に差し立ち回る田宮二郎、クマさん抱いたモッズテイストな三樹夫チャン、金が欲しいと何度も呟く生々しいアイ・ジョージ、一番悲惨な久保菜穂子かわいそう…忙し〜。


3月1日金曜日

映画の日。シネマート新宿で

■「マーサ、あるいはマーシー・メイ」
(ショーン・ダーキン監督・2011年)

わーこれは好き!静かに優しく湧いてくる嫌悪感。こういうの待ってました。ラストも完璧。主演のエリザベス・オルセン猛烈に素晴らしい。音にもゾクゾクしっ放し。ジョン・ホークス主宰のカルト・コミューン、邪悪なくせにお洒落すぎるでしょ。白人のかわい子ちゃんばっかり。一瞬ソフィアコッポラ作品をみている錯覚。それがまたいい塩梅に空恐ろしい。


3月2日土曜日

ヴェーラで大島渚特集

■「飼育」(1961年)
■「絞死刑」(1968年)

いい2本立て。劇場でじっくりみられてよかった。「飼育」の三國連太郎・浜村純・山茶花究・岸輝子。キラキラと輝いていた。わたしのなかで。

夜は新宿で真魚サン囲んで飲み会。喋ったなー!酔ったし。時間あっというま。



24 Feb 2013

2月13日水曜日

■「奪命金」
(ジョニー・トー監督・2011年)

面白かった〜。ジョニー・トーはほんと別格だね。いろいろ騒いだけどみてからもういま2週間くらい経ってて細かいこと書けない。ははは。とにかくラウ・チンワン素晴らしかったわ。

一緒にみにいったまさこ&けーちゃんと大盛り上がり。香港映画は友達とみたい。


2月14日木曜日

早稲田松竹でロメール2本立て

■「飛行士の妻」(1980年)

神経質女と冴えないボーイフレンドのグダグダな一日。酷い話なのにホント面白い。酷い話なのにうまいこと出来てる。酷い話なのにみ終わった後の清々しさ。それはそうパリのせい。最後の東駅のシーン好き。治安悪そう。

■「友だちの恋人」(1987年)

「友だちの恋人」も。これも大好き定番。ラストの結果オーライな幸福感がたまらない。そしてみんなダサい。んま〜みんな自分勝手でゾッとするけど情緒不安定な主人公が最強キャラ。一番いい人間そうにみえる女が誰よりもめんどくせ〜神話☆

「飛行士の妻」でヤツと一緒に尾行する女学生役の娘さん、あんな可愛かったのに「友だちの恋人」では泉アキみたいになってるの。貫禄スゴイ。美人だけどね〜。


2月15日金曜日

■「蘇える優作〜「探偵物語」特別篇 」
(村川透・澤田幸弘監督・1998年)

■「新宿アウトロー ぶっ飛ばせ」
(藤田敏八監督・1970年)


2月16日土曜日

新文芸坐で小沢昭一特集

■「大当り百発百中」
(春原政久監督・1961年)

競馬の予想だけは百発百中の冴えない作詞家・小沢昭一が、加藤武率いるチンピラ集団に監禁されて競馬の予想をさせられるドタバタコメディ。小沢昭一と松原智恵子の夫婦が住んでいるのが百合丘の団地。松原千恵子の母親の武智豊子と外人パパ(ジョージ・ルイカー)サイコー。あとはもうとにかく由利徹!由利徹が出ているだけで世界は幸せになる。

■「競輪上人行状記」
(西村昭五郎監督・1963年)

実家の寺を嫌い教職についていた春道(小沢昭一)が住職で兄の死をきっかけに実家を継ぐ決心をするが寺再建のために競輪に手を出すようになり人生が狂い始める。ざあざあ降り続ける雨や死んだ犬、木の端で作ったカメラをまわし続ける頭の足りない男やブラックばばあ。。南田洋子や渡辺美佐子…書いているそばから鳥肌が立ってきてまたみたくなってしまう。あんな酷い話なのに胸が締め付けられる不思議。今年みたベスト。みにいってよかったし、またすぐみたい。

一緒にみたけーちゃんつのちゃんと池袋・大都会で大酒飲んだ〜。


2月18日月曜日

ポレポレ東中野で
■「リボルバー」
(藤田敏八監督・1988年)

何度かビデオでみてて普通に好きな作品だったんだけれど今日みたらシンジラレナーイほどよかった。始まって1分
でみにきてよかった〜って鳥肌立った。びっくり。荒井晴彦の素晴らしい脚本。俳優さんたちがみんな輝いてみえた。いままでみた藤田敏八の作品のなかでほんと心からいいなと思った作品。

このあと無頼2作品みる予定でチケットも買っていたのに、一緒にみたつのちゃんと大感激して映画やめてそのまま飲みにいく始末。でもほんとよかったんだもん「リボルバー」


2月20日水曜日

コーヒー屋のあと駆け足でラピュタ阿佐ヶ谷

■「獣の戯れ」
(富本壮吉監督・1964年)

ハイきた大好物三島由紀夫。若尾文子のアップが美しすぎる。着物日傘アイライン。不随になってからの河津清三郎が素晴らしくて素晴らしくて…あーまたみたい。村の和尚の三島雅夫はいい坊主なのにいるだけでエロい。理由は三島雅夫だから。蚊帳越しに伊藤孝雄の体臭を嗅いで「クロンボの匂いがする…」って囁く文子サマ。はあ〜しょうもな♡

■「ある落日」
(大庭秀雄監督・1959年)

岡田茉莉子と森雅之が別れる別れられないを延々90分。退屈と言われればその通りなんだけど不倫中の男女の軸のない言動と精神を無間にみっちりやっているので私こういうのやっぱり好き。不倫中毒にかかった森雅之と岡田茉莉子に振り回される高橋貞二。恋愛の機微が一切解らない高橋貞二が世話を焼く。人が良すぎる。

2月21日木曜日

新文芸坐で小沢昭一特集

■「3匹の狸」
(鈴木英夫監督・1966年)

フィルム真っ赤っか〜だったけど楽しかったから無問題。小沢昭一・伴淳・宝田明プラス星由里子の詐欺師コメ。オザショーのニセ中国人にニセ黒人。いき雄ちゃんや中村伸郎の爺ィ出演も嬉。草笛光子の経営するお店の名前は“bar 仔猫”。小金儲けて料亭で打ち上げ中の小沢昭一・伴淳・宝田明がその場の思いつき即興で、宮様・侍従・学習院学長に扮して、芸者を独り占めしていた田舎成金を騙す(息子の裏口入学金)小芝居が最高だったわ〜。みんなイキイキ小芝居。一日経って急に思い出した。ビバ小芝居☆


■「経営学入門より ネオン太平記 」
(磯見忠彦監督・1968年)

磯見忠彦「経営学入門より ネオン太平記」も。次から次へと芸達者だらけでわっしょい。みんなうめえな〜チクショ〜みんなイキイキしていてこっちまで幸せ。姫田真佐久のカメラで胸踊る。群衆のシーンはなんか知らないけどもう涙目。文芸坐の大スクリーンでみられて嬉しい。オカマの渥美清にオネエの加藤武さいこう!チラ出演の三國連太郎素敵だったわ〜。アルサロの店内でホステスにお触りしながら、キミとアメーバになりたいだの牡蠣フライがどーしただのグシャグシャ言ってた。好き♡

家にて

■「痴人の愛」
(木村惠吾監督・1949年)

京マチ子のナオミ…かっこいい。可愛い格好ばっかり。宇野重吉はちょっと物足りなかったな。森雅之ボンのほうはばっちり。森雅之、絶好調にチャラくてサイテー? 叶・船越版も放送して欲しい。

■「緑の小筺」
(島耕二監督・1947年)

山の中の貧乏親子のお伽噺。海に出稼ぎ中の事故で消息不明の父。メッセージ・イン・ナ・緑の小箱を川に流す息子。小箱の旅。四季折々の映像が眩しくて眩しくて泣けてくる。子ども向けか若干の白々しさもあるけれどそれも吹っ飛ぶ。息子がめごい。

■「貞操の嵐」
(土居道芳監督・1959年)

高島忠夫が婚約者の高倉みゆきを兄の細川俊夫に横取りされる昼メロ感満載ドラマ。細川俊夫いかにもな鬼畜役。酒に睡眠薬混ぜて犯すなんてありきたり女の敵。俗物の嵐。高島忠夫善人だけど全然魅力なし。高倉みゆきはマゾが過ぎるよ。娘の高倉みゆきが強姦された衝撃で心臓発作のため急死の父、そのショックで気が狂った母。その傍できっちり号泣演技をみせる天才子役・二木てるみ。子どもらしい台詞はパーフェクトなてるみチャン。これぞプロの技。高倉みゆきと姉妹役ったって年離れすぎ。

■「悲しみの青春」
(ヴィットリオ・デ・シーカ監督・1971年)

ナチス台頭でイタリアでもユダヤ人の権利が剥奪されていくさま。天使ドミニク・サンダのテニスウエア姿よ。雨に濡れて乳首が透けていくさまよ。麗しくも忌まわしい喪服姿よ。そして弟役ヘルムート・バーガーの御姿よ。 とろける映像に悶死。

■「パラダイス・アレイ」
(シルベスター・スタローン監督・1978年)

つのちゃんに借りたDVD。40年代のニューヨーク、リトルイタリー?の3兄弟話。ホカホカのウルウル。アホの弟キッドサラミの、サラミどっさりぶら下げた衣装バカみたいでいいな〜。スタローンの歌暑苦しくてよい。テリー・ファンク大活躍。



17 Feb 2013

もういつの日記だか…。

2月4日月曜日

ラピュタ阿佐が谷で

■「薔薇の木にバラの花咲く」
(枝川弘監督・1959年)

ボンボンで人の心が一ミリもわからない田宮二郎と大学院生のマジメ童貞川崎敬三の間で揺れる貧乏女子大生若尾文子。真面目なあややの姉は赤線で働く男にだらしのない角梨枝子。でも心が優しくていい人間なの。さっぱりしたハッピーエンドだったけど、あやや…どっち選んでもどのみち不幸になるだけだよーって観てる人全員思ったはず。敬三サン、あややにチリ紙に包んだ飴ちゃんもらって「ダンケ」って言ってた。きゃー。

■「浮気のすすめ 女の裏窓」
(番匠義彰監督・1960年)
伴淳の転職あーだこーだ。人情深い伴淳が岩下志麻に年の差求婚されるモテっぷり。喜劇かと思いきや案外真面目?微妙な仕上がりでちょっと残念。でもでもポン引き役の大泉滉のエプロン姿可愛かった。


家で

■「哀しき獣」
(ナ・ホンジン監督・2010年)
ああ感動。心身共に痛点崩壊。ハ・ジョンウの感情行動…たまらない。牛刀や手斧がサクサクいい音してたし、山のシーンはエッセンシャルキリングだし、ミョン社長怖いし。口からなんかぺっぺぺっぺ吐いてたし。もう知らない。ハ・ジョンウが食べてたの全部美味しそう。何の肉だか知らない鍋、汁飯with海苔、コンビニのカップ麺、ソーセージ、屋台のおでん串に、ただ茹でたジャガイモ。っくーっ!

■「ひき裂かれた盛装」
(田中徳三監督・1967年)
前にもみたことあったような。真っ赤なミニクーパーを乗り回す成田三樹夫の産業スパイもの。色が綺麗で心踊る。大映大好き。藤村志保も安田道代も女狐美。三樹夫ちゃんの傷跡背負った上半身裸のシーン…死む? 私服はハイネックにカーディガン。星屑散りばめた藤村志保のレストランがチープだけど夢があって素敵。住まいもうすいピンクと紫基調(←エロ部屋だから)でこちらもいい。別でレズビアンクラブも経営。用心棒で黒縁眼鏡の太った女が妙によかった。可愛いワンピース着てた。

■「処女峰」
(木村惠吾監督・1950年)

社長令嬢姉妹(轟夕起子音羽信子若山セツ子)と昭文社社長役の上原謙。当然謙さんは清楚なノブちん狙い。嫉妬に燃える夕起子姉さんの邪魔っぷりがいちいち強引で最高。ノブちんが弾いてるお琴を女中に言付けて止めさせた途端隣室でピアノ弾き始めるユキコ。意地悪〜!ただただおしとやかなノブちん、モジモジしているうちに謙さんをゲット(ズルい!)ヤケになった夕起子姉さんは強請り屋・田中春男ちゃんに引っかかって散々な目に。心労でお父さん死んじゃうけど、明るい未来の予感漂う大晦日の雪降る銀座の夜。うーん良いッス。(この映画「処女蜂」だとばかり思っていたけれど「処女峰」だった…)

■「唐獅子警察」
(中島貞夫監督・1974年)

小林旭vs渡瀬恒彦。もちろん最後まで警察出て来ず。疲れた身体をベッドに委ねてトッカータとフーガニ短調で癒やす旭サン。大人の男〜。やんちゃ恒サマと大違い。ラスト瀕死のドライブが痺れる。苦しさのあまりハンドルに噛みつく旭。成瀬さんなぜか坊主頭。


2月5日火曜日。
 
塁くん玄くんマキちゃんけーちゃんと中目黒でごはん会。タイ料理久しぶりに食べて大満足。その後、玄くんとけーちゃんと、帰った二人が絶対いかなそうな安居酒屋で3人で乾杯。


2月7日木曜日。

新木場スタジオコーストでマイブラのライブ。超満員。実際問題、音は2008年にみたフジロックでのライブのほうがよかったなーと思ったけれど、you made me realizeが素晴らしかった。


家にて

■「多情佛心」
(小沢茂弘監督・1957年)
ジメジメしていて好き。女たらしで道楽者の佐野周二が自分の死期を感じてからのわずかな人生の話。セツナイ。不良混血児役の高倉健もソフトリーゼントでイイ感じ。名前は普烈(←フレツ)


2月9日土曜日。

早稲田松竹でエリック・ロメール2本立て

■「緑の光線」
■「満月の夜」

わーい。劇場でみる喜び。一緒にいったまさこっぺと劇場であったアベさんを紹介して3人で下北沢に移動してザジで大盛り上がり。その後アベさんちまでお邪魔しておしゃべりして楽しかった〜〜。すんごい久しぶりにあったアベさんあいかわらずお洒落。んで真面目!!!

2月10日日曜日。

家にてゴロゴロ。

■「エディ・コイルの友人たち」
(ピーター・イエーツ監督・1973年)

もーこれ大好きなヤツ。いいDVD買った〜〜。70s地味クライム。全然悪人にみえない犯罪者たちの日常もたっぷり。セリフも空気もいい。いちいち好みでワクワク。むにゃむにゃミッチャムの最期もあっさりしてて嬉しいの。あ〜地味♡ ミッチャムとリチャード・ジョーダンが密会しているシーン、どっちが刑事だか区別つかない。そんな素敵さ加減。

■「ザ・タウン」
(ベン・アフレック監督・2010年)
ボストンのワーキングクラス街に育った男たちの銀行強盗家業。ある日襲った銀行の支店長の女レベッカ・ホールと外の世界に抜け出したいベンアフの恋模様。真面目で渋くて丁寧でとっても苦い物語。幼馴染で相棒役のジェレミー・レナー悪すぎて巧い。親父役のクリス・クーパーやら黒幕・で花屋のピート・ポスルスウェイトやらビッチのブレイク・ライブリーやら配役素晴らしい。本物の犯罪者も多数出演してるとか。FBI役のジョン・ハムが霞むほど他のキャラが濃い。怖い。


2月11日月曜日・祝日。

アテネ・フランセでフィルムノワール2本立て

■「仮面の報酬」
(ドン・シーゲル監督・1949年)
ロバート・ミッチャムとジェーン・グリアの掛け合いが楽しいアクション活劇。ほぼラブコメ。おんもしろ。わたしもミッチャムと気が効いた会話がしたいよ。殴り合いのシーンが結構ガチャガチャしててなんだかキレが悪いところが生々しくてよかったな〜。

■「不審者」
(ジェセフ・ロージー監督・1951年)
ぬお〜素晴らしい。私欲だけに動かされて生きていく…あやつり男の世界!なんであんなとこよじ登ってにげられると思ったか。一方、女の気持ちはわかりすぎるほどわかる〜。ラスト二人が逃げ込むゴーストタウンの素晴らしさ。鉱石マニアで同僚の警官夫婦が無粋で最高。最後の最後まで嬉しいほどに鈍感♡ いや〜面白い。

2本みたあと滝本誠さんと吉田広明さんのトークショー。全然クロストークにならずに各々が話していたけれどそれなりにためになって楽しかった。なにその感想。

アテネから帰ったら験さんが録画したやつ観るぞーというので買ってきたお弁当食べながら

■「ハレンチ学園」
(丹野雄二監督・1070年)
小松方正・由利徹・大泉滉・オヒョイ・左卜全・なべおさみ・ミッキー安川・うつみ宮土理・エースの錠…雑で楽し〜っつの。十兵衛役の小嶋みゆき可愛い。十兵衛のおじいちゃん役で十朱久雄ちゃんも出てる♡ くだらね〜

■「世界最強の格闘技 殺人空手」
(山口和彦監督・1976年)

空手家・大塚剛メインで紹介される空手の世界。試合より訓練が楽しい。大根の先っぽに鈴/両腕に縄結んでジープで引っ張る(但しバックで)/野生の猪豚に手刀/毒蝮の生き血啜りの地面叩きつけの/吊るした生肉にパンチ/木から片足だけ釣って腹筋/山に登って奇声発しながら重たい石放り投げ………そのほか大塚さんが海外に繰り出していろんな武術の達人に襲われて闘うっていう小芝居も楽しい。ネパールでは格闘の結果相手を殺してしまったり…。



07 Feb 2013

先週日記。

1月28日月曜日。

イメージフォーラムで

■「コックファイター」
(モンテ・ヘルマン監督・1974年)

闘鶏命のロクデナシ=ウォーレン・オーツ。わたしのヒーロー。なんでこんな酷い映画が大好きなんだろうと思う。陽光が眩しくて幸せな気持ちになる。家で何度も何度もみているのに今日劇場でみたコックファイターが一番素晴らしかった。そしてローリー・バード。しかめっ面で猫背の痩せっぽちしょーもない化繊の趣味悪い服着てる。しかもド中年のハリー・ディーン・スタントンと結婚してしまうダメっぷり。わたしのミューズ。


その後祐天寺でikebana打ち合わせ。新譜のジャケットなど。南川さんのアトリエ〜ごはん。

1月29日火曜日。

バイト後シネマヴェーラにて

■「その男、凶暴につき」
(北野武監督・1989年)
24年ぶりに劇場でた。いまみてもとっても面白いね。手ぶらで歩くたけし、走るたけし、バッティングセンターでバットを振るたけし、嘘泣きするたけし。

■「鉄と鉛 STEEL & LEAD」
(きうちかずひろ監督・1997年)
渡瀬恒彦と成瀬正孝のハードボイルドな真夜中の追いかけっこ。中年が主役の映画なんて嬉しすぎる。程よい湿り気と爽やか。この映画‥‥夢が詰まりすぎてる。成瀬さんがクルマのウィンドウの破片を頭から被っちゃうシーン‥サイコウ!

「鉄と鉛」はナナコちゃんとビール飲みながらみた。楽しい〜。

1月30日水曜日。

バイト〜接骨院の後、六本木シネマートで

■「狼たちのノクターン」
(ロイ・チョウ監督・2012年)
ニック・チョンを追うヤムヤム刑事。前半キレキレでかっ飛ばしてたのにラストはシュンとするくらいイイ話になっちゃって‥ああ香港。盛り込みの嵐。ニック・チョンは身体絞りに絞って干し首みたいにカラカラでの登場。ノラの仔猫に餌やってるシーン、ありがとね〜。ニック・チョンじゃなくてさ、親父役のマイケル・ウォンが変態なんじゃん。相変わらず胡散臭い欧米ムードぷんぷん臭ってた。英語混じりなのな。ピアニストだのヤムヤムの死んだ奥さんだのいろいろ盛り込んでいたけれど空中分解しているものもいっぱい。それが香港。ヤムヤム、日焼けして白髪混じりの髭…かっこよさパワーアップ。

香港映画はまさこっぺとみにいかないと楽しくない。。香港映画大好きなくせにみあおわった後ワイワイと突っ込みばっかり。


1月31日木曜日。

ヴェーラで

■「シャブ極道」
(細野辰興監督・1996年)
シャブ聖人・役所広司のラブリーな人生。役所広司の言うこと全部がお星様みたいにキラキラしてた。いろんなエピソード大切に懐にしまっておきたい。ラストも素晴らし。早乙女愛サン素敵です。アニキ〜アニキ〜渡辺正之も本田博太郎もよかった☆ 本当にいい映画だったなあ。

ユーロスペースの相米特集で

■「ラブホテル」(1985年)
もうなんにも言えないほど素晴らしかった。もうグズグズ泣いた。またかかったら観にいきたいなあ。トークショーもあって、終演後ロビー出たら隣に寺田農サンがいて、なにか言わなきゃと思い緊張しながら声をかえてしまった。

■「東京上空いらっしゃいませ」(1990年)
こちらはこちらで…はあ〜楽しいのと切ないのとで胸いっぱい。牧瀬がハンバーガー作るシーン大好き。奇跡の可愛いさ。劇場ものすごい熱気だった。上映後なんと中井貴一登場。お話巧くてうっとり。素敵だったわ〜。監督の悪口を楽しそうに。

2月2日土曜日。

ラピュタ阿佐が谷で

■「湖の琴」
(田坂具隆監督・1966年)
近江の湖の村で三味線の糸づくり。佐久間良子と中村嘉葎雄の美しきかな悲恋物語。伝統工芸の勉強にもなる。こういうの大好き。佐久間良子の足の指の長さ異常だった。若い男女の耽美なメロドラマなのに、気がつけば鴈治郎メイン。処女の佐久間良子を鴈治郎視姦カメラが追う。ついに我がモノにするシーンは妄想夢舞台。白塗りの鴈治郎が観音様の佐久間良子を追いかけまわすオンステージ白昼夢。衣装は宇野千代で、佐久間良子の着物も素敵だったんだけど、鴈治郎サンのモダンなデザインと着こなしが素晴らしかった。着物全然詳しくないんだけど。久しぶりに鴈治郎サンみたので改めて感激。

■「広い天」
(野崎正郎監督・1959年)

朝の連ドラでリメイクして欲しい健全な疎開少年物語。馬おじさん=伊藤雄之助がいちいち面白すぎて泣くタイミングなし。わたしも彫刻やってみたい。エピソード細々あって楽しかったなあ。

ラピュタで会ったけーちゃんとつのちゃんとそのまま阿佐が谷で飲んだ。この3人だと話が古い!

家にて…

■「可愛いくて凄い女 」
(小西通雄監督・1966年)

緑魔子・浦辺粂子・園佳也子の窃盗チーム。秀和マンションにお洒落に暮らす魔子タン。野良猫みたいな不良少女時代の魔子タンを育てたのが手練れのスリ・天知茂。事件に巻き込まれて破滅的なラストかと思いきや意外と真面目でアラーッ。ゆすり屋に今井健二。白スーツにくわえ煙草。イマケンさんてファスビンダーにちょっと似てるよね。

■「夜の緋牡丹」
(千葉泰樹監督・1950年)

これ…大傑作。島崎雪子と月丘夢路、対照的な女ふたり。男女の揺れる心が細やかすぎるほどに描かれていて大感動。ひとつひとつのシーンがジンジン沁みる。凄い。サーカス出身のダンス芸者・島崎雪子のバカ踊りやお座敷中にマンガ読んだりガムくちゃくちゃ湖でターザン気取り好きな男の名前の入れ墨までしてしまう無邪気一途オンナ。身近にいたら絶対勘弁だけど可愛い。部屋の梁から宙吊りした島崎雪子と伊豆肇のキス。スパイダーマン。



28 Jan 2013

1月23日水曜日。

コーヒー屋のあとラピュタ阿佐谷にて

■「燃える上海」
(今泉善珠監督・1954年)

男装の麗人・川島芳子をSKD川路龍子(顔長いね〜!)が演じる。楽しみにしていたんだけれどちょいとテンポ悪い〜吉村公三郎先生脚本。でも中国人役の森雅之がみられたからいいか。クーニャン姿の中原早苗も可愛いこと。浜村純が目剥いてイキイキ暗殺者。今日ラピュタで、ひとつ空けて隣の席に座ってたおっさん、腹出して腹掻きすぎ。せわしない。川島芳子の映画みながらなにしてくれてんの。麗人の前でもう!

験さんの誕生日。ルーのカレーにコージーコーナーのケーキで祝った。バカにしてるわけじゃなくて…よかれと思って。。大好物だと思って。

1月24日木曜日。

休みなのでわやんと待ち合わせてお茶

その後お茶の水アテネ・フランセにて

■「あやつり糸の世界」
(RWファスビンダー監督・1974年)
ヴァーチャル世界SF。梶本くんと一緒になったので1部2部一緒にみた。第1部は話についていこうと真剣にみすぎて5時間くらいに感じたのに第2部あっというま。話はシンプルなんだけどやっぱりファスビンダーっぽさがあって楽しい楽しい。ファスビンダー組いっぱい出ていてそれも嬉しい。またみたい。


東映チャンネルで…

■「バカ政ホラ政トッパ政」
(中島貞夫監督・1976年)
文太さんにケーシー高峰に中山仁。ザギンのヤクザ物語。豪華キャストのなか乞食役の伴淳素敵。さすが伴淳ちょうオシャレ。帽子にネクタイ得意の丸眼鏡。水筒やショルダーバッグ、小物使いが見事。ゴミ箱の隣で横文字の本読んでる。アダ名は学者。「裁判長!ただいまの名判決をいただきバカ政、男になりました。3年間男を磨いてきます。ありがとうございました!」←裁判所での文太さんの冒頭のセリフ。すごいバカ!!!


1月25日金曜日。

ユーロスペースで相米慎二監督特集2本。

■「雪の断章 微熱」(1985年)

斉藤由貴がデビュー当時から嫌いで嫌いでなかなかみる機会などなかったんだけれど。これは素晴らしくてたまげた。いちいちせわしない映画で気が狂うかと思った。斉藤由貴憎たらしいけどものすごく頑張ってるのでごめんなさいという気持ち。あと世良公則テンション高いね〜。声もデカい。一緒にいたら恥ずかしいくらい。そして出た〜人形‼

「雪の断章」のトークショーで榎木孝明サンと榎戸監督。榎木さんちょいちょいオカルトネタを挟み込んでくるのが楽しかった。もっと話聞きたい。霊視バナ。そういえば京都の路上でで榎木孝明が絵を描いてるのみたことある。清水寺描いていたよ。

■「ションベン・ライダー」(1983年)

あーもーあーもー素晴らしい。なんと感想を書いていいのかわからない。10代の頃もぽかーんだったけどいまみてもぽかーんプラス大感動。こんなてんこ盛りの映画狂ってるよね。胸が張り裂けそう。ふられてBANZAI☆で踊る3人。木場のシーンはもちろんいろんなシーンものすごく危険ではらはらするけど、みんな若いから大丈夫だよね大丈夫だよね…って思いながらみた。


1月26日土曜日。

家でゴロゴロ。土曜日は験さん元気なので、大島渚のふりしてテレビに出てる若手ミュージシャンに悪態ついたり、子連れ狼みて「そうそう!武士には命よりも大切なものがあるんだよ!」などご機嫌。ギター弾き語りもあり。

■「ザ・レイド」
(ギャレス・エヴァンス監督・2011年)
去年劇場で見逃したのでレンタルで。筋はザックリ。あってないようなもの。全篇ハイテンションバイオレンス。面白い〜。去年みていたら確実にベスト入りだったなあ。ガン<サーベル<素手。チビで天パロン毛のマッド・ドッグがかっこいい。あいつすごい。

1月27日日曜日。

今日も家でゴロゴロ。ムサシのトイレをシートじゃないタイプに変えてみた。清潔度は高いけど砂の散らばりが半端じゃない。ムサシ行儀が悪すぎるよアンタ。

■「黒いドレスの女」
(崔洋一監督・1987年)
北方謙三原作・田中陽造脚本。原田知世ちゃんの魅力がほったらかしでちょっと残念。ほか永島敏行、菅原文太、藤真利子、時任三郎、成田三樹夫、室田日出男、橋爪功、中村嘉葎雄、藤タカシ‥‥そしてそして本間優二‼ いちいち気の利いたハードボイルドなセリフに、験さんとがっくりうなだれながら鑑賞。しかしながら渋谷道玄坂のバーやディスコ(PINKの曲)藤真利子の着物やお化粧…東京の夢がぎっしり詰まっていてそれなりに満足。知世ちゃんの踊り狂うシーンがあったからいいか。あと文太さんのぶれないカッコよさ。

■「関東やくざ嵐」
(小沢茂弘監督・1966年)
鶴田浩二の土木利権任侠。悪いのは天知。親分は加藤嘉。恋のお相手は桜町弘子。曲は村田秀雄。鶴さんと山本麟一の喧嘩のシーンが最高。喧嘩後自分の歯でビール瓶を開けてがぶ飲みする麟一サン。かっこよすぎるよ〜〜。その後もキップのいいアシスト三昧。最後の死に顔も目剥いてて…泣!



23 Jan 2013

あっというまにまた1週間。

今日1月23日は験さんの誕生日。

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トッド・ヘインズが監督したドラマ
★「ミルドレッド・ピアース」(2011年・全5話)
http://www.lala.tv/programs/mildred_pier...

nanaちゃんに教えてもらったドラマ。1941年のジェームズ・M・ケインの原作。面白すぎて胃が痛い。1930年代アメリカ・郊外に住む主婦がレストランを経営する話。階級やプライド、娘との確執や不倫。ビシビシくる凄まじさが素晴らしい。ジェイムズ・ケインといえば「郵便配達は二度ベルを鳴らす」とか「深夜の告白」これも本当に素晴らしい話。そして時代柄、お洋服や音楽が素敵。全部欲しいワンピースにカーディガン。主演はケイト・ウィンスレット。

1月15日火曜日。

ラピュタ阿佐ヶ谷で
■「背後の人」
(八木三津雄監督・1965年)

戦争の傷痕が暗い影を落とす超シリアスなメロドラマ。池部良・桑野みゆき・岡田英次。良ちゃんあんたのいらんお節介のせいでみんなが不幸に…。中年に達した良ちゃんのエロさすごい。たるんだ顔と首がたまらない。良ちゃん最強。桑野みゆきも素晴らしかった。あの眉あの目あの鼻あの唇あの頬、あと鼻の下のくぼんだとこ。いつまでもアップでみていられる美しさ。小沢栄太郎も出番は少ないがきっちり下衆芝居。プロの技としかいいようがない。桑野みゆきの兄・岡田英次の犯罪や時効前の苦悩…こっちが主役でもよかったくらいなんだけど…。

1月16日水曜日。
■「マリア・ブラウンの結婚」
(RWF監督・1979年)

今回のイメフォでのファスビンダー特集。これで全部。マルタやローラ面白いけれど、やっぱりマリア・ブラウンの物語が好きだ。ハンナ・シグラ素晴らしや。

1月17日木曜日。早稲田松竹でビクトル・エリセ2本。

■「エル・スール」(1982年)
■「ミツバチのささやき」(1973年)
劇場でみる喜び。

六本木シネマートで
■「トリプル・タップ」
(イー・トンシン監督・2010年)

アクション少なめのクライムストーリー。ルイス・クーの歪みまくった人格がたまらなくよい。あの方端っぷりはとってもノワール。ルイス・クーの唇、テカテカだったり粉吹くほど乾いてたり…気が気じゃなかった。ダニエル・ウー相変わらずかっこよい。

1月18日金曜日。
新文芸坐で深作欣二特集最終日。
■「黒蜥蜴」(1968年)
■「黒薔薇の館」1969年)
美輪さんの高笑いかっこい〜。どちらにも出てる西村晃と川津サン、出番短いけどまるでご褒美のようにきっちり被虐芝居。「黒薔薇の館」の内田良平とジョー山中の相討ちシーンもよかったな。田村正和ほんと大根で最高。


■「夏の妹」
(大島渚監督・1972年)
ついに亡くなってしまった大島渚。これから追悼特集があるだろうからできるだけ観に行けたらなと思う。

■「俺たち喧嘩スケーター」
(マイケル・ドーズ監督・2012年)
劇場未公開の作品。みた方々の評判がよいので借りてみたら…んも〜最最最高☆ 興奮と涙と鼻水止まらない。ショーン・ウィリアム・スコット…傷だらけの天使。公式グッズのアンガス人形わたしも欲しい!これと「ローラ・ガールズ・ダイアリー」の2本立てでみたら胸が張り裂けて死んでしまうかもしれない。本当に本当に素晴らしい映画。カナダのバンドのサントラもいいね。

■「キラー・スナイパー」
(ウィリアム・フリードキン監督・2011年)
ありがとう最高最凶のホームドラマ!みなさんに花束差し上げたい。マコノヒもかっくいいけど親父=トーマス・ヘイデン・チャーチのカラッポっぷりにほっこり♡ ジーナ・ガーション姐さん体当たりすぎ♡ 劇場で観られず残念です。

1月20日日曜日。
オーディトリウムで
■「くちづけ」
(増村保造監督・1957年)
川口浩と野添ひとみが素晴らしい肉体をはちきれんばかりに動かしているのをみているだけで感動する。完璧なラブストーリー。拗ねたピロシは可愛いね〜。

「くちづけ」みたあとイベントの一環で、のむみちトークショー。「名画座かんぺ」や映活についての話。のむさんベテランみたいに堂々としたもんだった。さすがあややとモンブラン食べた仲!イベント後観に行ったみんな(ゆかさんおゆき曽根ちゃんましかちゃん+のむさん)と飲み会。気づいたら6時間くらい。バカ。

1月21日月曜日。

ヴェーラの90年代バイオレンス特集
■「新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争」
(三池崇史監督・1995年)
椎名桔平主演のバイオレンス。桔平かっこいい。半殺しにされたりにやりと笑ったりするだけなのになんだろうこの魅力。とはいえ振り返るのはまだ早いのか90s。もう少し寝かせないと…と思った。

■「ポルノスター」
(豊田利晃監督・1998年)
当時の渋谷がホントにゴミ溜めのように描かれていてよかったけれど。この監督の作品初めてみたんだけれど、細かいところがいちいち苦手な感じ。なんでだろ。好きじゃない。ほかの有名な作品たちはどうなんだろ。いつかみてみてみたい。

ユーロスペースで

■「翔んだカップル」
(相米慎二監督・1980年)
ああ楽しい。ああ大好き。劇場で観られて感無量。家でみるのと光の加減がずいぶん違っていて感動した。薬師丸ひろ子のアップの素晴らしさ。好きなシーンだらけなんだけど、辰吾とモヤシ炒め手づかみで食べて美味いって言われて「ガーリック入ってんのよね」って言うところがなんか知らないけど好き。 映画見終わったたあたりで験さんから " ボーイ なんとかあで〜ボーイ なんとかあで〜 ボーイ 拾い集〜め〜 ” ってメールきた。ラストの曲。家に帰ったらすでに験さん「翔んだカップル」のセリフ&演技で出迎え。結局また一緒にみて大騒ぎ。

ウェス・アンダーソンの「ムーンライズ・キングダム」の眼鏡くんは「翔んだカップル」の尾美としのりみたいだ。

1月22日火曜日。

仕事の後下北沢で鍋焼きうどん食べた。住んでいたころよく通っていたそば屋さん。特に美味い店ではない。トイレ借りたことなかったんだけど今回初めて借りようと思ったら「店出て左に回ってカブが停めてあるところまできてください」って言われて行ってみたら古い人ん家。入って右ね!ってひとりぼっちにされたんだけど物ゴチャゴチャでどっかの部屋から犬の声聞こえてくる。右行ってドア開けたらゴチャゴチャした暗い寝室。悪夢!トイレはちゃんとありました。ジメジメしてた〜。

その後まさこっぺと、いーはとーぼ〜ストーリーズ。久しぶりに思いっきり喋って喉痛い。だいたいいつも普遍のテーマ「中途半端な正義感押し付けてくる奴ら」についての悪口。ハハハ!



16 Jan 2013

3連休ずっと家。

14日月曜祝日は雪が降った。新文芸坐の深作特集で三谷昇さんがトークショーだったのだけれど行かなかった。自分で決めて行かなかったのに数日経っても後悔している。こんな機会もうないかもしれない。

家でみたもの


■「風来坊探偵 岬を渡る黒い風」
(深作欣二監督・1961年)
先日みた「〜赤い谷の惨劇」とほぼキャスト一緒で別の話。今度の舞台は海。千葉ちゃんと曽根さんがまたドンパチ楽しげ。千葉ちゃん漫画みたいなおメメ。曽根さん蛇革の帽子にジャンパー。←自由の象徴!

■「ギャング対Gメン」
(深作欣二監督・1962年)
元ヤクザの鶴さんが警察に頼まれてGメンに。特技あり訳ありメンツ集めて大活躍。千葉ちゃんに曽根さんに砂塚秀夫に富田仲次郎に織本さんに梅宮。こういうの楽しくて好き。ギャングのボスの丹波、牛乳大好きキャラ。真面目な顔してちょいちょい飲んでる。なにそれなにそれ。辰っつぁんのアイメイクかっこよす。鶴さんのお相手は佐久間良子(出た)

■「銃殺」
(小林恒夫監督・1964年)
鶴田浩二の青年将校。2.26事件ものはつい感情移入して熱くなってしまう。ワナワナしてしまう。そんでやっぱし将校たちの軍服にブーツたまらんね。外套も。佐藤慶ももちろんお似合い。そして上官役の南原宏治…素敵だあ〜。同年制作のジョセフ・ロージーの「銃殺」もいいよね〜〜〜〜〜。怒りで熱い。あちらはダーク・ボガートのブーツ!

■「リトル・ダンサー」
(スティーヴン・ダルドリー監督・2000年)
験さんと一緒にみなきゃと録画しておいたやつ。Tレックスをバックにジェイミー・ベルが飛び跳ねてるオープニングのシーンだけで飯3杯いけるよね。わかっちゃいたけど最後はふたりボロ泣き。いいシーンだらけで勘弁してほしい。お父さんが走るシーンが一番泣く。

■「フレイルティー 妄執」
(ビル・パクストン監督・2001年)
真魚さんにおすすめされていたやつ。面白い〜。神の啓示を受けた平凡な2児のお父さんが悪魔退治に目覚めるという悪夢すぎて嬉しいストーリー。「テイク・シェルター」も「エコーズ」もだけれど、お父さんが穴掘り始めたら要注意。掘ってたらもう時すでに遅しだけど。アメリカのお父さん、穴掘りすぎ。

■「スリープレス・ナイト」
(フレデリック・ジャルダン監督・2012年)
ラストまでノンストップ大満足。よい!舞台になった複合歓楽施設面白い。香港もいいけどやっぱしフランスもいいよね刑事モノ。父と息子の話になっているところも好き。生まれかわっても潜入捜査官にはなりたくないね〜。厨房での格闘痛々しくてよかったな。。

■「麗人」
(渡辺邦男監督・1946年)
没落した華族の娘が社会に出て自立してゆく物語。華族→経営者の妻という身で職工ストライキの味方をする。恋のお相手は藤田進。身分立場に関係なく、頑張る女性の話や体制に立ち向かっていく話は涙なくしてみられない。こってり原節子美し。でも不快な表情をした原節子は誰よりも怖い。成金鬼畜旦那・進藤英太郎に手を握られ股間に持っていかれたときの顔。ものすごく怖い。素晴らしい。


■「女医の診察室」
(吉村廉監督・1950年)
録画で吉村廉「女医の診察室」婦人科の医師・原節子。余命僅かの女医が死を前にして女として医師として濃密に生を全うする美談。女むき出しの節子先生。でもみんな善人。原節子の人生は不幸なりに結果オーライだったかもしれないが、上原謙の人生が切なすぎてとっても複雑な気持ち。夜の女であばずれの病人役で千石規子。その他大勢看護婦クレジットに石井ふく子の名があったが探せなかった。。塩沢とき(登代路)も探せず。

雪の翌日バイト〜映画から帰って冷蔵庫開けたら雪だるまが入っていた。験さん珍しくカワイイことをしているので大爆笑した。